散策日時:平成14年2月23日
散策場所:千葉県富津市

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鹿原随道(仮称)
久縄から鹿原の集落へと抜ける林道?山道を通ると・・・・・
ネットでの噂では、異様に長く暗いトンネルで不気味だ!と有った。これは面白そうだと内心ワクワク!!
途中、キャンプ場やゴルフ場を通り車輌が擦れ違えないくらいの道を進む。
徐々に山奥へと向かう雰囲気だが、山裾には畑や田圃が存在している。本当にこの道で良いのかな?
そして・・・目の前に現れたトンネル!縦に細長い坑口。それも岩盤を掘り抜いた感があるトンネル!
このトンネルは、随道と言う方が御似合いの物件だ。
途中に車を置き道を進むと、片側には岩を剥き出しの山。もう一方は杉木が林立する山。雰囲気は抜群です。
ではいよいよ中に進入してみましょう。


坑口や内部はコンクリート等で補強はされていない。
昔は手掘りだったのだろうか?それとも機械掘り?何にしろ岩肌そのままの状態です。落石危険と言う看板も見られたが、なぜ補強はしないのだろう?私的にはこのままの方が良いけど・・・・
写真を見てもらえれば判りますが、トンネル自体が傾いてるんですね。トンネル自体と言うよりか、内壁が傾いて掘ってあると言う感じの方が良いかな?その為だろうか、少しばかり平衡感覚がおかしい。
内部はゆるい登り坂にもなっている。入って来た坑口と出る坑口の高さが違うのです。
入口側は縦に細長く、出口側は普通の坑口と言った感じです。このギャップ差がまた良い感じ!

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次は反対側の坑口付近です。
見て下さい!高さや形が違いますね。先ほどの坑口と全然違います!!
トンネルを出ると道がまだまだ続いています。この先は鹿原集落へと続く道です。


一通り散策を終え帰路に着きます。しかし・・・・
中に入って暫らくすると、空気が違います!悪い感じの空気の流れではないのですが・・・・
何か空気が張詰めてる感じの緊張感が私を襲いました。
一本の筋がピキーンっと!!後方ではなく前方にです。
気にしながらも帰路に着く為に足を運びます。そして・・・・・
一瞬、目眩がして前方から視線が外れ、視線を戻した時!
壁の一ヶ所に、杖を持って座っている老人(おじいさん)が目に飛び込んで来た!
目に飛び込んで来たと言うより、脳の中に映像として浮かんだと言っても良いかな。別に悪い感覚、怖いと言う意識は無かった。老人は顔を背け、坑口側を見ている感じに取れた。私もそのまま坑口へ向かい、老人との距離が縮まって行く。怖くは無い!胸の奥がボワァと暖かくも感じた。この感覚はなんだろう?
不思議と心の中で、「とても良いトンネルでした。ありがとうございました。お邪魔しました。」と、気が付かないうちに心の中で呟いている自分に気付いた。段々と老人との距離が縮む・・・距離が縮む・・・・そして!
一本の緊張した空気の流れを感じ・・・また目眩が!視線が外れ・・・・
気が付くと、老人が座ってたと思われる場所辺りに私が居た!壁を見ると、岩肌がちょうど平の部分があり、腰掛けられる感じの一部分が目に入った。あの老人は何だったのだろうか?その姿は見れなかった・・・・
このトンネル工事の際に亡くなった方だろうか?いや、そんな寂しい感じはしなかった。何か温もりが伝わって来る感じだった。トンネルを守ってる方なのだろうか?私にはそこまでは判らない・・・・・。


    トンネルの名称が判りません。仕方無しに鹿原集落に近いので「鹿原随道」にしました。誰か名称を知ってる方は居ませんかね?御連絡下さい!
いやぁ〜帰り際に不思議な体験をしました。歩く距離・時間はそんなに無いのですが長く感じられたのも不思議です。それと、老人の服装や顔立ちが判らないのに、おじいさんと判ったのも不思議。でもおじいさんだと言うのは判ったんですよね。これまた不思議でした。何はともあれ無事に散策出来た事が。そして、トンネルと言う雰囲気ではなく随道と言った方が良いトンネルでした。

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