| ※旧陸軍宇都宮飛行場飛行機掩体格納庫 |
| 旧清原村の通称・仙波ガ原(栃木県宇都宮市鐺山・氷室地区)に陸軍宇都宮飛行場が完成したのは、太平洋戦争が勃発する約3ヶ月前の昭和16年9月であった。前年には既に宇都宮飛行学校が発足していた。 飛行機掩体格納庫は一般に掩体壕と呼ばれ、上空から飛行機を発見されないよう掩幣し、空襲時には爆風や機銃弾から飛行機を護る目的で造られたが、時には爆薬等の保管庫としても使用された。 宇都宮飛行場内の掩体格納庫の一つは、鉄筋コンクリート造で木製堰板(幅21〜24cm)を使用した打放しで、両端に厚さ約60cm、高さ約2.4mの壁を建ち上げ、中央部の高さが約6.6mの緩やかな曲面版(厚さ40〜50cm)で構成されている。平面は間口約28.1m、奥行きは約22.6mであるが、前面から奥へ約7.3m入った所から幅が狭まって、奥の先端で幅約8.3m、高さ4.7mのアーチ状に絞ってある。 |
| 栃木県教育委員会 栃木県近代化遺産(建築物等)総合調査報告書より参照及び抜粋 |