投稿者:たまこ 様




これは幼少の頃に体験したことです。

大して怖くもない話なのですが、今だに不思議だったなぁと思うことがあります。



私が小学校一年生位の頃だったと思います。その頃の私は良く眠る子供で、

暇さえあれば家の二階にある自分の二段ベッドで眠っていました。

長女でしたので上の段の方が私の寝るところだったのですが、

そこで何時も不思議な事が起こるのです。



それはいつも睡眠に入って、意識が無くなるか無くならないかの時に聞こえます。

階段の下、つまり一階から女の人の声が私の名前を呼ぶんですね。

「○○〜○○〜」って。

それで、眠たい状況のまま、私は「何?」って思っていたんです。

階下なら母親が呼んでいるのかと思ったので、返事をしないままその女の人の声の方へ

意識をもったまま、再び眠りに付こうとしました。少し時間が経って…。



「こっちおいでー」

と再び同じ人の声で呼ばれました。

それでも眠たい私は、

「眠たいから嫌や〜」って断って再び眠りにつくのです。

その後、女の人からの声は聞こえません。

暫くして母が私を起こそうとしたので、私は再び起こされた事に腹を立ててしまいました。

「何で何回も起こすんよ!!」

「は?お母さん今帰って来てんで」

あれ?おかしいなぁ…。と思いましたが小学生だからでしょうか、

大して不思議がりもせずにその事を忘れていました。

しかし、この女の人の声は昼寝の時必ずあらわれました。

その度に・・・・・

「こっちおいでー」と呼ばれるのです。

何せ寝るか寝ないかの瀬戸際に呼ぶのでいつも「嫌や」と断っていました。

そうしているうちに段々昼寝の回数が減り、それに呼応するように声も減っていきました。

今では寝る際に小さな声さえ聞こえません。

では、あの声は一体誰だったのでしょう?

いまでも少し不思議に思っています。


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