投稿者:こま 様




私の場合は霊感ではなくて、単に動物的な感がいいのだろうと思っています。

怖くない話ですが、、、。



子どもの頃、よく家族で休みになると、I市に泊りがけででかけました。

いつも泊まるのは山の上のほうで、海のよく見えるところでした。

その山の山頂にお稲荷さんが祭ってあって、その脇を抜けると、

山の裏手の道につながっていて、恰好の遊び場となっていました。(ばちあたり?)



ある時、夜の9時頃だったでしょうか。

ふと、散歩をしたくなって、家を抜け出して、山頂へ歩き出しました。

暗いのですが、月明かりで道を辿ることは十分できます。

ですが、山頂に近くの最後のカーブで、自然に足が止りました。

なぜか、分からなくて、足元をみても、こわくて動かせない。

なぜだろう、、、。

周囲を見渡すけど、平常通り。

でも、上の方からくる空気が違っていました。

とても、黒くて重い。

そして・・・・・・怖い。

理由がないけど、腰が抜けるほどの恐怖感があって、行っちゃいけないと感じていた。

でも、その黒い空気をたどると・・・・・

お稲荷さんの前あたりで、黒い影が地面から立ち上がっていた。

ひとつ・・・ふたつ・・・

ゆれるように、人の形が出来上がっていました。

気付かれちゃいけない、第六感がいいます。

静かに、でも逃げるように家に戻りました。



翌日、明るい日差しの中、確かめに行ったのですが、

そこにはぶっつりと切れて落ちているしめ縄がありました。

結界がとれたんだ、、、そう思えてなりませんでした。

余談ですが、成人後、山で同じ感覚に襲われて歩けななったことがあります。

すぐに、『カラ、カラ』と落石の音。

それが、次第にバウンドし始めて数メーター先に・・・

もし、止らなかったら私が歩いていたであろうその位置に見事に落ちてきました。

直径80cmほどの岩が、、、。

本能は馬鹿にしちゃいけない。。。そう思った出来事でした。


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