投稿者:よっしー 様 |
私はこの体験をした二十歳まで、心霊体験など何一つありませんでした。 当時私は、宮城県から愛知県O市へ友人3人と出稼ぎに行っておりました。 8畳間の会社の寮で、3人での共同生活でした。 まずは部屋の構成を説明します。 部屋の扉を開けると、右手前にテレビがあり、左手に二段ベット、 その奥の窓際にシングルベット、部屋中央にテーブル・・・という構成です。 そこでの生活は19歳から始まり、若かったせいもありますが それなりに楽しく過ごしてました。 1年が過ぎ、環境にも慣れてきたある晩の事・・・・ 同僚の一人は夜勤で、もう一人は遊びに行っていて部屋には私一人でした。 私は二段ベットの上で布団に入り、字幕のフランス映画見ていました。 内容は覚えていないのですが、ラブストーリーだったと思います。 ふと、ベットの後ろに得体の知れない気配を感じ、起き上がって振り向きました。 が、そこには誰も寝ていないシングルベットがあるだけ・・・ そして、コンビニの買い物袋などがベットの上に散乱してました。 気のせいだと思い、またテレビ画面に視線を向けたのですがどうも後ろが気になります。 でも、振り向いても誰もいません。 別段、怖くはないのですが、誰かが私を覗っているような気がしてなりません。 その時です。 気配ではなく、息遣いを感じたのです。 もう怖くて振り向けません。 気のせいか、現実なのか判断が出来ずにいました。 映画を見る余裕も無く、フランス語のセリフだけが耳に届きます。 次の瞬間、「パシャ」っと、コンビニの買い物袋を踏みつける音が・・・ 誰かいる!と思った瞬間、身体はピクリとも動きません。 声も出ません。 これを金縛りと呼ぶのでしょうか・・・ 息遣いが耳元に近づいてきます。 例えようの無い恐怖が私を襲います。 息遣いが荒くなり、更に近づいてきます。 もうだめだ・・・と思い、全ての力を振り絞り声を出しました。 喉から一瞬、「音」が出て、身体の自由が戻りました。 起き上がって辺りを見渡しますが、何の変化もありません。 テレビからはフランス語が流れ、さっきまでの光景です。 あれは何だったのか・・・ 今思い出しても鳥肌が立ちます。 |