投稿者:kohji 様




あまり心霊とかそういったものに興味も無く、

実際霊感なんて物は微塵も無いと思っていたのですが・・・・・

3年前、静岡に住んでいた頃ある体験をしてしまったんです。





免許を取って念願のマイカーを買い、ぼちぼち車に慣れはじめた頃

良く行く桜と夜景の綺麗な峠道に、いつものようにドライブにいったのです。

その場所へは最初、夜景を見に行くことが目的だったのですが、

規制の少ない峠道のため走り屋が集まることでも有名で、

いつしか僕も峠道を走ることが目的になっていました。



小高い山の頂上のからクネクネとした道が麓まで続いているのですが、

いつものように頂上の駐車場に行き、下り始める順番を待ちます・・・

そして、僕の順番がきました。

ギアを入れアクセルをイッキに開き第一コーナーめがけ突っ込んでいきます。

グングンすぎていく景色、シートに押し付けられる感覚、響くマフラー音

暗闇からコーナーが飛び込んできます!

ここまではいつも通りでした。

でも緩やかな第三コーナーを走ったときにガードレールの外側に

白い服を着た女性を見たんです。

一秒くらいはっきり。

でもまったく気にしませんでした。

有名な峠道には実際見物人がくるんだ、と思い気にしなかったんです。

その時は・・・・・・



後日、桜がきれいに咲き始めたので昼間にその峠道に行ったんです。

昼間その道を走るのは以外にも初めてでした。

頂上から下る道は、旧道と新道(有料道路)があり昼間は路面の綺麗な新道を

使っていたからです。桜は旧道に多くあるのでそちらを下ることになりました。





「順番待ちしてアタックするんだよー」

同乗者に得意げに説明しながら走りなれた道を下っていきました。

アーチ状に桜が満開。木々の間に海と富士山が見え最高の気分です。

第一、二コーナーを過ぎ、第三コーナーに差し掛かりました・・・

一番きれいに景色が楽しめるため、前を走っている2.3台の車も

止まるくらいのスピードになりました。

最高の景色です。

でも僕の気分は最悪でした・・

道の端にあるガードレール・・・その奥はスペース無く崖だったんです。

そう、あそこには見物しようと立てるスペースがないんですよ、まったく。

後続の車にクラクションを鳴らされ我に帰り、帰途につきました。





後日聞いた話ですが、その峠でかつて最速レコードを出した車が・・・

デートで夜景を見にきたときに第三コーナーで事故り、

助手席に乗っていた彼女が窓を破り崖から転落し死亡。

ドライバーは軽傷で済みましたが数日後、自責にさいなまれ、

第三コーナーで投身自殺してしまったそうです。

以来、第三コーナーで白い服をきた女性が現れるとのことです。

しかもその姿を見ると、その峠で最速レコードを出せるようになる、とのことでした。

事故という代償と引き換えに。

僕はその後すぐに引っ越したので、以来その峠を走ることはなかった為、

今も平穏無事に暮らしています・・・

ちなみにそこは 静岡市の日本平 桜通りというところです。


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