投稿者:カスカ 様 |
あまり怖い体験や霊を見たりすることのない私ですが昔、不思議な夢を見ました。 多分、私が幼稚園の時だったと思います。 私の叔父にあたる方が亡くなられました。 まだ小さかったんですが、その亡くなった日はとても印象に残る日でした。 まず思いだすのは父の運転する車の助手席で泣く母、 それから記憶は飛びましてまるで眠っているかのような叔父の顔です。 ただ肌の色は紙みたいに真っ白でした。 それからしばらくたっていたとは思うのですが夢を見ました。 叔父の母親の家(叔父は私の母の弟でした)つまりは私の祖母の家の前で 私は当時愛用していた黄色い補助輪付き三輪車に乗っていました。 するとなぜか三輪車が家の前の溝に落ちてしまったのです。 わたしは必死で三輪車を取ろうと思ったのですがなかなか重くてびくともしません。 「どうしよう・・・。」 夢の中で私は泣きそうでした。 そしたら家の玄関から叔父が出てきたのです。 浴衣みたいな服を着ていました。 私は叔父が歩いてくるのをただ見ていました。 叔父はゆっくり歩いてきて、私の前で止まると、 ひょいっと三輪車を取ってくれました。 「ありがとう。」 私はそう言ったような記憶があります。 でも叔父は無表情で何も言いませんでした。 夢はこれで終わりです。 もしかしたらこれはいつか私が体験した記憶を夢に見ただけかも知れません。 ただ、夢の中で着ていた叔父の浴衣のようなものは入院着でした。 叔父の眠るような死に顔の次に記憶に残っています。 あまりこういう話をするものではないのかもしれません。 でも、私はあれは叔父が最後のお別れ代わりに見せてくれた夢だと思うからです。 中学に入ってこの話を母にしました。 すると母は 「あんたを守ってくれてるんやわ」 って言って泣きました。 私もそう思いたいです。 |