投稿者:賢太郎 様 |
これは、私が高校生のときの話です。 当時、定期試験のために家には早めに帰宅していました。 私は疲れていたのか、帰ってきて母親と少しばかり話してから自分の部屋に行き、 ベッドに横になりました。 私の部屋は、基本的にシャッターを閉めているので、 電気を消すと自分の指すらも見えないぐらい真っ暗になります。 私は、寝るときには電気を消す癖があるので、そのときも消して寝ていました。 寝てしばらくすると、人の気配を感じて目が覚めました。 私は・・・・・ 「ああ、おかんが晩御飯のおかずを取りに来たのかな?」と思っていました。 私は扉に背を向けて寝ていた上にベッドと扉の間には本棚がありました。 しかし、人が動く気配があっても電気をつけることがなかったんです。 私はおかしいなと思い声をかけようとしましたが声が出ませんでした。 それどころか身体も動きません。 私は・・・・・ 「うおい、こんなときに限って金縛りかい!」と思いましたが、 内心はものすごく怖かったです。 私のベッドは少し高くなっていて、ベッドの下に収納スペースを作るタイプでしたので、 はしごを使ってベッドに乗ります。 少しすると、そのはしごがきしむ音がしました。 私は・・・・・ 「やばい、やばい、やばい・・・・・・」と思いました。 はしごのきしむ音が終わったと思うと、足元の布団がへこみました。 そして、私の背中に何か冷たいものが張り付きました。 私は般若心経を心の中で唱え続けました。 すると、ふっと背中の冷たいものが消え身体が動くようになりました。 私はあわてて電気をつけましたが、そこには誰もいませんでした。 私はすぐに1階に降りて、母親に自分の部屋に来たかをたずねましたが、 母親は行っていないといいました。 それから妙な出来事は起きていません。 もしかしたら、勉強もせずに寝ていた私を、 あったこともない曽祖父が起こしてくれたのかもしれませんね。 まあ、それだったらあんな起こし方じゃなくて夢に出てきてくれたらよかったのに。 |