投稿者:POKO 様



もう20年以上前のことです。私は中学生でした。

ある夜の事、いつものように自分の部屋で寝ていました。

夜中になぜか、ふっと目が覚めてしまいました。

「まいったな。こんな夜中になぜ目が覚めたんだろう?寝なきゃ」と思いながら、

じっと目を閉じていました。

すると、部屋の入口に人の気配を感じました。

家族の誰かだと思い、「何の用だ?早く出ていけよ」と思いながら寝たふりをしていました。

しかし、その人は動く気配がありません。

「おかしい。なぜじっと立っているんだろう?」と思いながら数分が経過しました。

「もしかして泥棒か?僕を起こしてはマズイと思って動けないのか?」と、

考え始めると怖くなりました。

そのままじっと、その気配が無くなるのを待つしかありませんでした。

それでも、その人の気配は動きません。

その次の瞬間、私は悟ってしまったのです。

その気配は、生きている人の気配ではないことを、妙な納得感と安堵感がありました。



すると、その人は私が寝ているの布団の周りをぐるぐる歩き始めたのです。

私は戸惑いました。

試しに指を動かし、金縛りになっていないことは確認しました。



しばらくすると、その人は私の体の上を歩き始めました。

縦に横に、足の先から顔まで・・・右足と左足が交互に私の体を踏んでいきました。

その時、踏まれた足の形と圧迫感は今でも忘れられません。

これ以上じっとしているのは危ないような気がしましたが、怖くて簡単には動けません。

仕方なく、気配が後ろを向いていると思われる時に、

気づかれないように、薄目を開けてみました。

その瞬間、気配は窓から外にスーっと出て行きました。



あれは何だったのでしょうか?誰が何のために・・・

私は、ただ手を合わせ、成仏を祈ることしかできませんでした。


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