投稿者:noby 様 |
私が大学の時に体験した事です。 その当時の私達の遊びは、仲間内で夜な夜な深夜のドライブに出掛ける事でした。 ある夏も終わりに近づいた九月頃だったと思います。 その日は満月が出て良く晴れた夜でした。 いつもの様に仲間4・5人で深夜のドライブへ出掛けていると、 車の持ち主であるY君が突然「東京湾観音行こうぜ」と言い出しました。 東京湾観音とは、山の頂上に建っている観音像で、 その観音像自体がビル並に大きいという非常に目立つ像で、 東京湾で亡くなった人の霊を慰めるために建てられたと聞きました。 いつも目的も何も無いドライブだったので、「よし行こう!」ということになりました。 東京湾観音が建っている山道を登っていると途中、目の前にトンネルが現れました。 と、運転手Y君が不意にトンネル手前で停車しこう言いました。 「このトンネルの手前でクラクションを鳴らすと霊が出てくるって聞いたんだ!」 (そんな都市伝説あったなぁ〜と私は思っていましたが) 彼はいきなりクラクションを3回鳴らしました。 車が停車している場所は、鬱蒼とした月明かりも届かない真っ暗闇の山の中。 しかも時代を感じさせる古いトンネルの前。私は何と無く嫌な予感がしていたのですが、 仲間達は何か出てくるかトンネル内を凝視していました。 3分位経った頃でしょうか、仲間の一人が「なんだよ、何にも出ないじゃん」と言い放ち、 一気に緊張が解れました。 ホッとした瞬間。 私は何気なくトンネルから視線をずらし、鬱蒼と生い茂った山の方を見ました。 すると暗闇の山の方から、真っ白い煙がゆっくりと私達の方に漂って来るのが見えました。 月明かりも届かない真っ暗闇の山の中だというのに、 その煙の白さは一際ハッキリと見えました。 背筋がゾクっとする嫌な感覚と全身鳥肌に見舞われた私は、 早くこの場を離れなけないとヤバイと思いました。 「みんな!ちょっとあれ見ろ!靄みないた煙みたいなのがこっち来る!? なんかヤバイよあれ!逃げよう!!」と必死に訴えました。 するとYが「横からかよ!!!」 「ばか!煙にツッコミ入れてる場合か!早く車出せ!」 一時、車内はパニックに陥りましたが、何とかその場から逃げ遂せる事が出来ました。 その後、クラクションを鳴らしたY君は、その体験の後・・・ 彼女にフラレ、出会い頭の事故でその車は廃車(Yは無傷) 免停ギリギリの点数だったYは、私の車を運転したいと言って私と運転を替わった途端に、 白バイにスピード違反で御用となり、免停…と、 まあツイテ無い事が続きました。(この程度で済んで違う意味で憑いてます) 先週、そのY君が結婚し、その時のメンバーが集まり、あれは何だったのかという話しに なりましたが、私はその煙の体験後、微妙に霊感が強くなってしまいました。 また、就職してから知り合った友達は東京湾観音像の肩に女の子が乗っていたのを 見たとか、鬼みたいな形相の女性の霊に追い掛けられた等々・・・ 私達は何にも無かったのでまだ運が良かったと思います(一人を除いて) ま、あまり遊び半分では行かない方が良いですね |