投稿者:zilch 様




私が体験した不思議な話を聞いて下さい。

確かあれは私が小学校3年生の頃だったと思います。

学校から帰り、疲れてテレビも付けず部屋の片隅でウトウト眠りました。

時間は定かでは無いですが、3時頃だったのでは無いか、そう思います。



日差しを窓際から浴びながら眠っていると、

丁度、近くで10人ほどの男性の声が聞こえます。



『お〜い、其処はどうだぁ?』

「こっちは駄目だな。」

『草場はどうだ?』

「駄目。見つからないね。」

(アレ?何??何を捜しているのかな?)

凄く気になって少し耳を傾けると・・・・・

最初は遠くから聞こえたその声は段々私に近づいてくるのです。



『アレ、おい、チョット待てよ…』

男性は何かに気付き、更に私の方に来る。





ジャリッ、ジャリッ…





粗めの土、草を踏む音…






そう思った瞬間

私の顔の横…

丁度、耳元でこう囁いた。





『此処に居た!』





余りに大きな男性の声。

驚いて目を開けると確かに今迄は声が聞こえていた筈。

しかし、次元の歪みから掻き消された様に声も、まして人の気配も微塵も無く。

あれは一体何だったのでしょうか。


 ⇔ 投稿体験談目次 ⇔