投稿者:やよい 様




私の家の近くに、古い宮があります。

小学2、3年の頃、よく近所の友達と3人で

花や木の実をつんだり、鬼ごっこをして遊んだのを覚えています。

そんな私が6年生の時の話です。





その宮の神主が病気で亡くなり、朝からお経の声で起こされてしまいました。

6年生にもなると、さすがに宮に遊びに行くこともなくなりました。

いえ、行けなくなったのです。

親に言われていたこともありますが、それ以前にあの宮には近寄りがたくなっていました。

神主が亡くなってから一ヶ月ほどは、なにも起きませんでした。

しかし、その出来事は起きてしまいました。



その日・・・・・

新しく買ったデジカメの撮影の練習だと言って、夜9時頃、宮に写真を撮りに行きました。

もちろん、心霊写真が撮りたかっただけですが。

まずは鳥居。

次に雑木林のような宮の隅。

砂利道、お堂、裏の鳥居。

そして、片隅に佇む3つの墓。

と、順に撮影しました。

そして、何事もなく帰ろうとしたそのときです!



ガサッ ガサッ



パキパキパキッ

と、枝を折る音、木の葉を踏む音が聞こえたのです!

よく見ると、姿は見えませんが、枝や葉を踏むへこみがこちらに向かってきていました。

姿の見えないその霊(?)から逃げようと、一目散に走りました。

デジカメの写真は、パソコンに転送する前になにか写ってないか確認したつもりでしたが、

今ほど画像がきれいではないため、そのときは気付いていませんでした。

そして、パソコンに転送した後、いちおう写真を見ました。

そこで、初めて気が付いたのです。

最後に撮影した、3つの墓です。

その墓の下半分に、赤い光が写っているのです。

最初は私の指かと思いましたが、どうもそうではなさそうです。

納得がいかないまま、ちがう角度から撮影した墓を見て、思わず飛びのきました。

赤いひかりにつつまれた顔が写っていたのです!
(家のは、でかでかと画面に出るので結構怖かったです(汗;)

あれは、一体なんだったのでしょう。





思い出の宮は、楽しい思い出だけではなく、

恐ろしい思い出までを私に残していったのでした。


 ⇔ 投稿体験談目次 ⇔