投稿者:F.G 様 |
あれは私がまだ、中学校2年生の頃でした。 今日は修学旅行でフェリーに乗って、大阪に行く予定でした。 フェリーに乗って仲の良い友達と4人で楽しくトランプをしていました。 しばらくするとトランプにも飽きて怖い話をすることになりました。 みんな1人ずつ話をして突然、私は寒気に襲われました。 その時、フェリーに付いている小窓から鋭い視線を感じると同時に寒気も感じていました。 見てはいけないと思いつつも、私は小窓を見てしまいました。 顔が腐りかけて逆吊りになっている男が私達の部屋に入って来ようとしていました。 あわてて友達に助けを求めましたが、友達が見た時にはそこには誰もいませんでした。 まだ寒気を感じていましたが「気にしてもしょうがない」と友達の言う事もあって、 結局寝る事にしました。 が…友達がみんな寝ているのに自分一人がなかなか寝付けませんでした。 このまま眠れないのもイヤだったので甲板に風をあたりに行きました。 部屋のドアを開けて外に出る瞬間に何かとすれ違った感じがしました。 その時はあまり気にも留めず甲板に出て風に当たって部屋に戻りました。 ベッドに入ろうとする私の視界に小窓がありました。 そこには私の眠気を一瞬にして覚ますモノがありました。 それはさっき見た腐りかけた逆吊りの男でした。 急いで助けを求め友達を起こそうとしましたが・・・・・ 友達は何かに首を絞められ苦しそうに暴れていました。 私は知っている経文は無かったので一生懸命祈る事しかできませんでした。 祈りが通じたのか、その霊は開けっ放しにしていたドアから消えていきました。 つまり、その霊は私が甲板に出る時にドアですれ違った寒気の正体であり、 私達の部屋には逆さずりの霊とびしょ濡れの女の霊の2体がいたのです。 そして、小窓をみると逆吊りの霊はまだ入って来ようとしていました。 友達をみんな起こし、急いでドアの鍵や窓の鍵を閉めて・・・・・・ その霊が入って来ないようにしたのですが・・・・・・ 途中でみんな意識を失ってしまいました。 次の日、先生に起こされるまで目覚める事はありませんでした。 (鍵はマスターキーで開けたそうです。) 後日談ですが、同窓会の時に先生からあのフェリーでの事故の話を聞きました。 何でもそのフェリーで男の人と女の人が海に落ちて死体もまだあがっていないそうです。 |