投稿者:大和朔葉 様




あれは今からちょうど2年前ですかね・・・

無謀にも埼玉の一番下の市から○丸峠まで自転車で行こう!と言う話になって。。

メンバーは自分とSとHとIです。

峠まで行く訳は自転車で峠を下りたいとなんともアホな理由で(笑)

まったく峠まで何キロあるかなんて恐ろしくて言えませんよ・・・

朝方4時出発で、昼過ぎには到着する予定で家を出ました。

その時から何かイヤな気配がしていました。

ひどい耳鳴りを全員が感じたり・・・



S「ま、何があっても俺らの気持ちが揺らぐ事はなぃ!」

Sのこの言葉を糧にみんなが死に物狂いでペダルを漕いでいました。

峠まではすごい坂道や山道を通ったりと断念しろ!と言わんばかりの急所が、

立ちはだかっていました。峠に着いた時はみんなバテバテでした。

峠を上りながら「ちくしょう・・・なんでおれこんな事してるんだ」と愚痴をこぼす様になった時



「行くな」

「ぇっ?」確かにそれは聞こえました。確かに自分の耳元で・・・



H「おい!今、声聞こえなかったか!?」

S「え?別になにも聞こえなかったケド??」

SとIが気にせずペダルを漕ぎ続けている中、Hだけが一人浮かない顔をしていたんです。



「H・・・おれも声、聞こえたんだケド・・・」

H「やっぱり!朔葉も聞いたよな?!声・・・」

霊感が強いHはこの時から様子が変でした。

「なぁ・・・もう帰らないか?・・・なんかやべェよ・・」

S「はぁ?何言ってんだょ朔葉!ココまで来たんだぜ?登るっきゃねェだろ」

そうこう言ってる内に頂上に着き・・・・・

S「よぉし!誰が一番早く下に着けるか勝負だ!」

I「ぅ〜しっ絶対負けなぃからなぁ」

H「悪い・・・俺パスするわ・・・」

「おれもHと一緒に下ってくよ」

S「あぁ?んだよぉ・・・つまんねェの。んじゃI!勝負だ!」

そう言い残してSとIは勢い良く下っていきました。

「H大丈夫か?顔色悪いぜ・・?」

H「朔葉、お前見たか?」

「何を?」

H「アイツ等・・・背中になんか憑いてた・・・」

その瞬間、生暖かい風が体を抜けていきました。。。

「イヤな予感がする・・・」






その感じは見事に当たってしまいました。。

峠を下り終えたなだらかな道でSとIがそろってガードレールにぶつかっていて。。。

幸い、2人は命に別状はなく骨折だけで済みました

何故ガードレールにぶつかったのか二人に聞くと、

「女の人の声が聞こえたんだ。『死ね』ってさぁ。

その瞬間、ハンドル取られてブレーキきかなくてそのまま下っていって・・・

ぶつかった瞬間笑い声が聞こえたんだ・・・」2人は口をそろえて同じ事を。。。

それから、Hは家に帰るなり原因不明の熱で入院しました

思えば「行くな」と言う声が警告だったのかも知れません


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