投稿者:課題曲V 様




今年も、もうすぐでコンクールという季節です。

吹奏楽部のあたしは、今年も町のホールを借りて、ホール練習をしています。

昨日も、今日も、友達5人で仲良くホールの3階席の裏通路でお弁当を食べていました。

そこは昼でも薄暗く、電気を点けなかったら非常口の看板の薄緑の灯りだけで、

すごく怖いんです。

だから、必ず電気を点けて、食べています。



通路といっても、それほど長くはなく、10mほどでしょうか?

それぐらいの通路の角に踊り場のような場所があり、そのすぐ前が扉です。

あたし達は、その踊り場で食べていました。

そこは雰囲気がいかにも怖くて、

冗談半分で、あたし達は心霊現象が起こるのを待っていました。

友達が、誰もいない通路に向いて『こんにちわ』と言って見たり、

怖い話をしてみたりと、冗談半分で楽しんでいました。



ふと、友達の内2人がトイレに行く、と立ち上がり、あたし達は3人残りました。

その二人が、扉を開け、去って行き、扉が閉まった瞬間。

暗くなりました。

電気が2箇所とも消えたのです。

消しに行くほどのヒマも無い、ほぼ一瞬で。

2秒ほど暗くなり、また明るくなったので、一安心。

そのまま午後の部活が始まりました。



そして、2日目─。

その日のお昼も、昨日の場所で・・・・・

友達の一人がある有名なホラー小説を持ってきています。

その日は、コンクールのプログラムが配られたので、あたしはプログラムを見ていました。

そこに載っていた、作曲者の生没年日が書かれていなかったので、

あたしは『この人、生きてるのか死んでるのかわかんない』って言おうとしました。

その時です!

昨日と同じように、ふっと電気が消えました。

その時はまた、元のように点いたのでまだ良かったんです。

でも、友達がもってきた、ホラー小説をその友達が読もうと、手にとった瞬間。

また、電気が消えたのです。

今度は、点く気配もないんです。

そしたら・・・・・


通路の方から、靴の音がするんです。

スニーカーを擦るような、キュッ、キュッっていう・・・

怖くなって、スイッチに一番近い友達が電気を点けてくれました。

今日はそれだけで済んだんですが、後々これからも続くような気がして、

大好きなお昼時間が嫌いになってしまいそうです。

最後になりましたが、これはまるっきり実話です。


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