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先輩が事故死をして、続々と私の部屋に友達や後輩、先輩達が集まり、
思い出話をしていると・・・・・
階段を誰かが上る足音が鳴る。
「トンットンッ・・・」
皆の話が中座し、何故か、皆の視線はドアに釘付けとなる。ドアが静かに開く。
しかし、誰も入って来ない!
「ん、気のせいか・・」また、話が盛り上がる。しかし、数分後にはまた・・・・
「トンットンッ・・・」と、階段を上る足音が・・・・
また誰も入って来ない!
「やっぱり、遊びに来てるんだよ」
「うん、そうか!よし、一緒に飲もう」
何故か不思議と皆と意見が合う。本当は怖い事なんだろうが、
誰一人として反対する者は居なかった。
そのまま、先輩の話に盛り上がり、自然と事故死した先輩に向かって話をしている。
そこに先輩が居るが如くに!
そこで、俺は不思議な現象に目を疑った!
部屋には8人くらい居ただろうか。
丸くなって集まり、ちょうど俺の向かい側は人一人分が座れるスペースを空けておいた。
先輩の為に・・・・
ふと、空いているスペース近くの灰皿を見る。何の不思議は無い。
先輩の為に、火を付けたタバコとコップに注がれたビールがある。が・・・・
タバコの減り具合が、どうもおかしい。いかにも人が吸ってるかのように減っていく。
時折、赤く・・・・煙が・・・・
タバコがなくなる寸前に、もう一本、灰皿に置く。
結果は同じく吸ってるかのように消えて行く。
「ちょっと、そこのタバコを見てくれ」と私が言うと、みんなが同じ反応を示す。
「お前も気が付いてたか?タバコの減り具合がおかしいんだよな」
みんなが気付いていた。これはタバコを吸う人にしか解らない事と思うが・・・・
もう一つ、コップに注がれたビールの量も、減っている気もした。
確かに泡の部分が減っただけだよと言われるとそうかも知れないが、
私の目には飲まれて減ってるとしか言えない。
このような出来事が、一日、二日、三日と続いて行く・・・・・・
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