私が17歳の時に経験したお話しです。

その先輩とは、日頃から良く一緒に遊んでいた。

今、自動車の免許を取ろうと教習所に通っている。

仮免を取り、路上教習もそろそろ終わりに近づき、

いよいよ試験場だと言う矢先の出来事。



その日は、夜8時頃に先輩が家に帰り、俺は部屋でゆっくりしていた。

その時、電話が鳴り響く。


「おい、遊びに行くぞ。車で迎えに行くよ」

「先輩、大丈夫なんですか?運転して・・・」

「今、ここで無免許で捕まったら何にもなりませんよ」

「大丈夫だって!心配すんな」

「解りました!じゃ、部屋で待ってます」

電話での会話は、2〜3分で終わり、数分たった時にもう一通の電話。


「おい、悪いけど俺の部屋を掃除しにきてくれや」

その電話は、俺等の大先輩からの呼び出しだった。
(あ〜あ、遊びに行けねぇ〜や・・・・・)

「はい、解りました。すぐ行きます」と電話を終わった。

すぐさま、先輩に電話をし、内容を伝えた。

「遊びに行けないですよ。○○先輩から呼び出しです」

「じゃ、しょうがねぇな。また、明日な」

○○先輩の用事も終わり、そのまま友達の家に遊びに行く事にした。





彼是、時間が過ぎそろそろ寝ようかと言う時・・・・・

布団で仰向けで寝ていた俺の胸を、圧迫するものが・・・・

息が出来ない。苦しい。体も動かない。金縛りか?

金縛りが解けてはまた金縛り!この繰り返しが何回かあった。

金縛りは、もう何回か経験してるのでまたか!と言う感じであった。

が、今回はちょっとキツイししつこかった!



翌朝、家に帰り・・・新聞を覗く!!

三面記事を開いた瞬間!

そこには大破した車の写真。無免許の少年、即死!の記事。

電話が鳴り響く・・・・


「おい、新聞見たか」「あいつが死んだよ」「先輩が事故った」

そんな電話が、ひっきりなしに俺の所へ来る。

新聞の内容を見ると、更に・・・・・

事故を起こした時間帯と、昨夜、俺が金縛りにあってた時間帯。

不思議と一致していた。あの金縛りは、先輩が・・・・・

それと、昨日○○先輩から電話が無ければ・・・今ごろ俺も・・・・

それは本当に悲しい出来事であり、またこれから起こる不思議な出来事への

序章でもあった・・・・・・・


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